Feature

観光協会がまとめたトリップアイデアや
季節のオススメ情報などをお届けします。

ごんぎつねの聖地・童話の森をつなぐ

文化・カルチャー

新美南吉記念館に隣接した「童話の森」は、
15分ほどで一周できる散策路です。
現在、この森に魅せられたのメンバーによって、南吉が親しんだ
知多半島の里山の自然に触れられる森へと整備が行われています。

童話『ごんぎつね』の舞台でもある「童話の森」は、新美南吉記念館のとなりに広がる小さな森。木陰から「ごん」がひょっこり顔を出しそうな、のどかな森です。新美南吉作品に数多く綴られている、ふるさと半田の風景、花、樹、虫たちに出会えます。

 この森は、新美南吉の代表作『ごんぎつね』冒頭に、かつて中山様というお殿様が住むお城があったと描かれている「中山」の地にあります。ここを、新美南吉が作中で書いた植物や生き物が感じられる多様性のある森として楽しめるように森の整備活動を進めているのが、童話の森で。プロジェクトチームです。

活動① 森を知り、未来を描く

多様性のある森、持続性のある森、そして、この土地らしい森を目指して、各分野の専門家を招いて勉強会や構想作りが進んでいます。

森の自然観察会

活動② 森を整える

森の活動に賛同するプロジェクトメンバーが年間を通して、間伐、剪定、清掃など、環境整備を行われています。

活動③ 森で楽しむ「童話の森で。」

南吉童話の世界を感じられる森として、もっとたくさんの方に楽しんでもらおうと「童話の森で。」はスタートしました。
“物語が生まれる森。童話の森で会いましょう。”をコンセプトに、森を守りながら、人々が憩い、集い、心安らぐ場を目指して、大人も子どもも楽しめる「童話の森」ならではの森の過ごし方をプロデュースしています。

童話の森の野外上映会

森の中を少しあがった「花のき広場」にあるステージで、新美南吉の名作児童文学『ごんぎつね』を、ストップモーション・アニメで描いた短編作品『ゴン Gon, The Little Fox』を上映されました。

童話の森の朗読会

朗読と三味線のユニット「二十六夜の朗読会」による新美南吉作品の朗読会を開催し、『お伽噺』『ごんぎつね』『明日』を朗読していただきました。

童話の森便りの発行

童話の森へもっとたくさんの方にあそびに来れるように、森の散策マップと南吉作品とゆかりのある植物の紹介、季節の見どころをまとめた「童話の森だより」を制作されています。

イベント

2022.10.29-11.6 童話の森の文化祭が計画されています。